㈱カナテックヨコハマは下水道の清掃を主に行っています

公共の下水道の掃除といって正しくイメージできる人はあまりいません
そもそも公共下水道ってどれくらいのサイズなのか、どんな形をしているのかという事からになります
映画で見るような、人が横に並んで歩いて通れるようなサイズの下水道はあまり多くありません。
一般的な住宅地で使われている公共下水道はだいたい直径250mmで靴のサイズ程度で円形です。
下水マンホールを経て支流と合流したり、下流に行く毎に口径が大きくなります。

250mmの管なので人が入って掃除するという訳にはいきません
ですので、高圧洗浄車を使います。

高圧洗浄車は要は水を高圧で出す車ですが、長いホースとホース巻き取り機
ホースの先に特殊なアタッチメントを付けます。

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ノズルから高圧で水を出すとこんな感じで、推進しながら洗浄できるという具合です。
下水道マンホールの下流の方から遡っていき、上流マンホールにたどり着いたら
ホースを巻きとりつつ洗浄します。

こうやって洗浄した下水道ですが、堆積物があったりします。
下水に入っている堆積物のイメージとは違って、砂や土等が多いです。
分かりやすい汚物が大量に有るとかはあまりありません。
この堆積物を強力吸引車、バキュームカーで吸い取ります。


このように二台の特殊車両を使いながら、下水道の清掃を行っていきます。

最近は、清掃しながら管内の調査をするノズルカメラというものがありますが

それはまた後日ということで